コンパクトカー好きの原点 | コンパクトカー!LOVELOG -スイフト編-

コンパクトカー好きの原点

 18のとき免許を取って最初に所有したクルマが、ホンダバラードCR-Xです。中古で手に入れました。バラードCR-Xは初代の型で、1.6Si 5MTのタイプです。自分のクルマを持ったなんて当初すごく感激でした。自由にどこへでも行ける「クルマ」っていうのは子供の頃からの憧れでしたから。

なぜこの車だったかというと、小学生時代にTVで放映されていた「よろしくメカドック」というアニメですごくカッコ良かった印象があったからです。ゼロヨン編で出てました。他にセリカXXなども登場し、検討もしましたが、実際見てみて、内装その他が古くさく感じたのと、2.8Lという大排気量が気に食わなかったのです。

1マイルシートと呼ばれた後ろの席は、人が乗ると常に頭がリアガラスにぶつかっているという大変なものでしたが、大学生時代は4人フルに乗ってキャンプ・スキー・海にも出かけました。一人で峠に出かけたりもしました。今思うととても内装はじめ各所がスパルタンな造りでしたが、走るのが軽快でとても楽しかったです。

でも、やはり早いうちに古びてしまい、気に入っていながらもいろんなところが壊れていきました。そういう車はお金と根性がないと、持ち続けるのは困難です。当初のホンダ車はかなりヤワい造りだったこともありますが、ボディーのプラスチック部分が割れてカッコわるかったのを覚えています。さすがにその時は直しましたが、プラスチックは板金が効かないのでユーズドパーツを探してきて取替えする必要がありました。