外国編 ケニア ナイロビ・サバンナ の車事情 | コンパクトカー!LOVELOG -スイフト編-

外国編 ケニア ナイロビ・サバンナ の車事情

kenya04 ケニアのナイロビとサバンナに旅行する機会があったので、車の様子も含めてレポートしたいと思います。

日本を離れて、他国の街の様子や車の使われ方などを見るのは、改めてとても面白いなあと思いました。ケニアというとあのマサイ族や動物王国で有名ですが、今回色々と車に乗る機会も多かったです。(後席ですが)
  

まず驚いたのは、ナイロビ市内に信号機がほとんどないこと。交差点が全てロータリーになっています。そして舗装道はけっこうガタガタ。。下手な工事をしまくっています。
 
走っている車は半分以上日本メーカーの車で、中古のカローラ、ハイエース、古いSUV、黒煙や排気ガスをまきちらすバスの数々…。街中が軽油と煙の匂いで充満しています。また高級車や現行の車はあまり見かけませんでした。 広大なスラム街もあり、治安も良いとはいえず、基本的にまだまだ貧しい国といわざるを得ないようです。大気汚染など、これでいいのかと結構気になりました。
 
それから、ナイロビを離れて広大なサバンナ地帯へ。kenya01
20年以上前の(ただ走るだけの)ランドクルーザー、同じくランドローバー、がメインでした。幌付のオープンか、または屋根が開くようになっています。1台だけジムニーも見かけました。もちろん、オフロードでサバンナを駆け巡るための4駆ですので、乗り心地は最悪です。そういった場所に来ると、一切舗装などされていないので、このような車しかありません。

しかし(排気ガス以外は)おいしい空気、美しい夕日と、自由に暮らすかわいい動物達...自然にどっぷりつかるにはもってこいの場所でした。
 
 
 
 
 
kenya03 ただ、このようなサバンナも観光客が結構来るため、4WDで荒らされていると見えなくもありません。それが唯一の(?)商売になってしまっていますので・・・ 朝夕とサバンナツアーを繰り返すと、道でないところも走りますし、粗悪な車で煙を撒き散らすばかり…等、なんだかケニアの今後が心配です。